一度崩壊した世界
世界は一度崩壊した。
そのため、人々は崩壊した文明を旧文明と呼んでいる
旧文明には不可能が無く、強大な力。
たびたび発見される旧文明の技術は、人々に多大な影響を与えている。
仙気術 仙機術
人々が新たに手に入れた力、仙気。
さらに、それを誰もが使えるようにしたのが仙機術
仙気とは人の体に流れている、エネルギーのようなもの
それを使う術を、文明崩壊後、人々は手に入れた。
それから失われた技術が次々蘇る。
ある時は空を飛ぶ術を、ある時は巨大なものを作り出す術を
それから人は戦う力を手に入れる。
ある時は争いに、ある時は欲望に。
そして、ある時は守りたいものを守るために。
伝機
仙気を扱うために作りだされた、人々の英知の結晶
剣、槍、杖、本。さまざまな形があるが、その用途は一つ。
「仙気を操る」こと
伝機をつかうことにより、人々は力を手に入れた。
誰もが平等に力を行使できるようになった。
しかし
それが正しいことなのかは、未だ解らない。
現代
文明が復活したため、便利な世の中になった。
車は走り、大きな建物は立ち並ぶ。
携帯電話や通信機で離れた場所とも連絡が取れる。
仙気の力で、人々は不自由ない暮らしをしていた。
自然
旧文明では、人の住まない場所は無かったという。
しかし、現代はまだ人の手のくわえられていない世界が広がる。
また、旧文明から湧き出た生体兵器の「魔族」
旧文明の遺跡の影響から、異常進化した獰猛な獣たち。
仙機の力がなければ、たちまち人は全滅していたのかもしれない……
アムテリア軍営仙機術学園
主人公たちが通い、生活する学園
増える仙気の犯罪、魔族や獰猛な獣たちに対する脅威、親や家をなくした孤児などの問題を解決するために作られた国営の学園
軍人や、仙気、仙機術の研究者育成の場でもある。
学生は、学生としての生活はもちろん、簡単な軍務などをこなし、仙気術、仙機術の技を磨く。
全てはこの世界で生きるために。大切な何かを守るために。